ただひたすらに 悲しいのです【カレンダー DAY 9】

（これは日曜日の話です）

帝国劇場で行われる舞台「千と千尋の神隠し」 のチケットを獲得すべく

発売の1時間前からスマホを握りしめスタンバイしていたのにもかかわらず

アクセス集中の波に負けて

無事完敗、

朝から半泣きで洗濯物を干しているあさごはんです。

ずっとずっとずっと！前から楽しみにしていた

本当に楽しみにしていたんです。

スタジオジブリの狂気的なファンである私は

作品が舞台化されるなんて一生に一度あるかないかの機会を

逃すわけにはいかなかったのです。

悔しさのあまり 注文していたワインがお昼に届いた時点で 速攻箱を破り捨て（ほぼ投げていた）

めちゃくちゃに飲んでしまいました。（ちょうおいしかった！）

このどうしようもない悲しい状況に がまんをするということができず

いてもたってもいられず ワインを飲みながらしくしく泣いていました。（ヤバイ人）

このようにわたしは、

なにかを がまんをする ということに対して

人よりも数倍 耐性がないと思っています。

がまん ができないのです。

もちろん人としての常識とか 最低限のマナーの中で強いられる がまん は一応しています。

しかし 自分の思い通りにならなかったときや、

楽しみにしていたことが達成されなかったとき、

わたしは 湧き出た「悲しい・悔しい 」という感情を自分でコントロールすることができません。

対処できないのです。

さいあくです。

23歳にもなって！と自分でも思うのですが

どういうわけか がまんして何事もなかったようにその場をやり過ごすことができません。

さきほども 「超絶楽しみにしていた舞台のチケットが取れなかった」という事件に対して

わたしからとても悲しいという感情が湧き出たのですが

それをそのままにしておくことができません。

「悲しいまま」の状態に長いこと耐えられないのです。

だからあのように、届いたワインを速攻飲んで悲しみを打ち消そうとしたりします。

本当にこのいつまでもこどもみたいなところが、

すごくだめなところなんです。

きっといろいろなことに対して 期待しすぎてしまう のだと思います。

これは私のとてもとてもワルイ癖で

きっとうまくいくだろう きっと楽しいだろう きっと素敵だろうという想像を膨らませすぎて

いざそれができないとなってしまったとき

わたしはその状況に がまん できないのです。

また、痛みや肉体的に辛い状況、寒さや わずらわしさへの がまん に対しても

人より耐性がないかもしれません。

たとえば 出かけている最中に 靴ずれ を起こしたとして

私はぜっっっっっったいに がまん できません。

あっくる、これは靴ずれがくる、と少し察しただけでも

もうがまんができずに途中で靴を買ってしまったりします。

普通の女性なら少しくらい痛いのを我慢して履く高いヒールの靴も

私は少しでも痛いのが我慢できず

つい いつもcozyな靴や服を選んで身につけてしまいます。

子供の頃からいつも髪が短いのだって

風が吹いたとき髪が舞ってしまうわずらわしさに少しもがまんができないからです。

高校生の頃 部活の顧問が苦手すぎて（部員みんな苦手だった）、 がまんできず

1ヶ月くらい学校に行けなかった時があります。

きっとみんなは がまん できることが

私にはがまんできない、がまんできなくてどうしようもなくなってしまう

最近になってわたしは「ああ私って些細なことでも がまん できないんだなあ」と気がついて

悲しくなる時があります。

少しがまんしたらできるおしゃれも、少しがまんして気持ちを切り替えたらなんてことのないことも、少しがまんしたら乗り越えられる痛みも

私は少しもがまんできなくて

勝手に悲しくなるのです。

もう、

やだーーーーー！！！！

なので来年の目標は

多少のことは がまん できるようにする！

にしたいと思います。

みなさん来年の抱負、もう考えましたか？😉

🍳