彼に会いたい【カレンダー DAY 7】
もうすぐクリスマスですね!🎄
これはもう紛れもない事実なのですが、
私はクリスマスが、大好きです
今年のクリスマスはみなさま、どう過ごしますか?
ケーキとピザとお寿司とチキンとシャンパンで、乾杯したいですね。
クリスマスの好きポイントとして、
1. 街の雰囲気がキラキラしてる
イルミネーションに加え、道ゆく人たちから醸し出される雰囲気も、お店のショーウィンドウも
全てがキラキラしていてたまらなく好きです
2. 音楽がすてき
クリスマスソングって全部いいですよね
クリスマスソングに嫌いな曲ないです。
気分が上がるし、おしゃれだし歌詞も前向きですごくいいです
3. おいしいものを食べる風習
クリスマスの食事って豪華、普段食べないものを食べるから本当に嬉しいです。
大人になった今では、「クリスマスはなにを食べよう!♡」と
自由に考えられるのでさらにいいですよね。
ケーキはマスト、加えて今年はチキンも食べたいと思っています。
今日は以前のクリスマス時期にあったイイお話を描こうと思います。
私の留学時代・アメリカはボストンでのクリスマス
当日は ボストン市内で大きな教会に訪れ 賛美歌を聴いたり、友人とパーティーしたりしました。
そんなボストンでのクリスマスの前の日に
一人電車に乗って買い物に行こうとしていたときのこと。
私の寮がある周辺は、路面電車が走っているのですが
路面電車に乗る際は 日本のバスみたいに
乗り口のそばでICカード(ボストンの公共機関ではチャーリーカード)をタップして乗車します。(どこの駅で降りても同じ料金なので、降車時はタップしない)
その日もいつものように乗車時にチャーリーカードをタップしようとしたとき、
磁気が反応しない!!!!!
なんでよう いつもスムーズに反応するじゃんよう!と
何度もタップしましたが なぜか反応してくれませんでした。
(クレカなどもたまにある、アメリカこういうこと起きがち)
私の後ろには 列ができていたので
え〜んどうしよう次のやつに乗ろうかな、、と思ったのですが
真冬のボストンは結構やばくて その日も軽く吹雪いており
気温マイナス10度、路面電車なので列車を待つ場所には屋根などない、
かつアメリカの列車というのは時刻表通りに来ることはまずないので
鬼サムの中どれくらい待つのかわからないという最悪な状況にはなりたくありませんでした。
そうしているうちに列車のアナウンスで
「お嬢ちゃん早くして〜 お金ないならチャージしてから乗って〜」
と運転手さんに言われてしまい、ここで負けない私は
「カードが反応しないので、お金は降車時に現金で払います」
と言ったのですが、アジア人の小娘(向こうの人たちは容姿が大人びているので、あなたは中学生?高校生?とかよく言われていた)は舐められがちなので そんなことは無視され
降りて〜 と言われてしまいました。
くっ、、これまでか、、、、、、、、
と思って吹雪の中次の電車を待つ決意をしたそのとき、
「僕のカードを2回タップするよ!君の分まで!」
と、後ろから身長190cmくらいある黒人のイケメンお兄さんが
ピッピッ と2回タップしました。
うそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
なんだこの紳士は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
とっさに私は謝罪とお礼を言い、
「超申し訳ないです!!お金返します!!現金でもいいですか?!><」と伝えたところ、
このお兄さん、なんて言ったと思いますか?
「It's my pleasure. Happy Christmas😉✨」
(お役に立てて嬉しい。良いクリスマスを!)
と言ってウィンクした〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
私のハートは見事に射抜かれて、キュンキュンがとまらなくて
頭がボーっとしてしまい 連絡先を聞くなどという粋なことは何一つできず
その場で死んでしまいました。
わたしはどうしてもそのお兄さんに会いたくて
それから列車に乗るたびに車内を見渡して あのお兄さんが乗っていないかどうか
首をブンブン振りながら確認していたのですが
留学の最後の日まで会うことはできなかったです。虚無
それ以来 毎年クリスマスになるとお兄さんのことを思い出しては
私は心の中でイエス・キリストに
「もう一度彼に会いたい」とお願いをしているのでした。
いつか会うことができたのなら次は
私が彼の分のチャーリーカードをタップしたいと思っています。
🍳